普段の食事で使っている「油」、
何気なく選んでいませんか?
油はカロリーが高いというイメージから、
敬遠されがちですが、
実は体にとって欠かせない栄養素のひとつです。
中でも近年注目されているのが、
エゴマオイル。
体内で作ることができない必須脂肪酸を豊富に含み、
健康や美容、さらには脳の働きまでサポートしてくれる
心強い存在です。
この記事では、
エゴマオイルとは何か、
なぜ体に良いのかを分かりやすく解説していきます。
エゴマオイルとは?
エゴマオイルは、シソ科の植物「エゴマ」の種子から抽出される植物油です。
最大の特徴は、α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)を非常に豊富に含んでいること。
このα-リノレン酸は体内で合成できないため、
食事から摂る必要がある必須脂肪酸として知られています。
エゴマオイルが注目される理由
現代の食生活では、
揚げ物 加工食品 外食
などにより、オメガ6脂肪酸を摂りすぎている傾向があります。
そのバランスを整える役割を担うのが、
オメガ3脂肪酸を多く含むエゴマオイルです。
エゴマオイルの主な健康効果
① 血液をサラサラに保つ
α-リノレン酸は、
血液の流れをスムーズにする働きがあり、
・動脈硬化の予防
・生活習慣病のリスク軽減
が期待されています。
② 炎症を抑える働き
体内の慢性的な炎症は、
・肌荒れ
・アレルギー
・関節の不調
などの原因になることがあります。
エゴマオイルは、
炎症を抑える方向に働く脂質として注目されています。
③ 脳・神経の健康をサポート
オメガ3脂肪酸は、
・集中力
・記憶力
・気分の安定
とも深く関わっています。
年齢を問わず、
脳の健康を意識したい方におすすめです。
④ 肌・髪のコンディションを整える
脂質は、
肌や髪のうるおいを保つ材料でもあります。
エゴマオイルを適量取り入れることで、
・乾燥対策
・肌荒れ予防
・頭皮環境のサポート
にもつながります。
エゴマオイルの正しい取り入れ方
エゴマオイルは、熱に弱いという特徴があります。
おすすめの使い方
・納豆や冷奴にかける
・サラダや味噌汁に後がけ
・ヨーグルトに少量混ぜる
1日小さじ1杯程度が目安です。
加熱調理には使わず、
必ず「生」で取り入れましょう。
注意点も知っておこう
・酸化しやすいため、開封後は冷蔵保存
・早めに使い切る
・摂りすぎない(油であることを忘れない)
「体に良い=たくさん摂る」ではなく、
毎日少しずつがポイントです。
まとめ|エゴマオイルは体を整える“良質な油”
エゴマオイルは、
不足しがちなオメガ3脂肪酸を
手軽に補える優秀なオイルです。
血液・脳・肌・炎症対策まで、
幅広く体を内側から支えてくれます。
毎日の食事に、
無理なく少量取り入れることから
始めてみてはいかがでしょうか。
アトリエワークスから一言
体や肌、髪の状態は、
毎日の積み重ねでつくられます。
アトリエワークスでは、
外側からのケアだけでなく、
内側から整えることも大切にしています。
食事や習慣を少し見直すことが、
頭皮や髪、肌の未来につながります。
無理なく、できることから。
それが一番続く健康習慣だと考えています。
