お正月のご馳走続きで、胃が少し疲れていませんか?
1月7日は「人日の節句」。無病息災を願って食べる七草粥の日です。
「どうして食べるの?」「七草って何だっけ?」という疑問をスッキリ解決して、心も体も整える一日にしましょう。
七草粥を食べる「2つの理由」
なぜこの時期に食べるのか、意味を知るとより美味しく感じられます。
• 無病息災を願う: 新年に若芽を食べることで、植物の生命力を取り入れ、一年の健康を祈ります。
• 胃腸を休める: お正月のお酒や豪華な食事で疲れた胃腸を、消化に良いお粥でリセットするという生活の知恵でもあります。
春の七草の覚え方と効能
🌸 春の七草:リズムで覚える「五・七・五・七・七」

「せり・なずな / ごぎょう・はこべら / ほとけのざ / すずな・すずしろ / これぞ七草」
覚えやすいリズム(五・七・五・七・七)と一緒に、実はすごい健康効果を紹介します。
🌿 各草の呼び名と効能
• せり(芹)
• 由来: 一箇所から「競り」合って生えている様子から。
• 効能: 鉄分が豊富で血液をきれいにします。独特の香りが食欲を増進させ、冷え性の改善にも役立ちます。
• なずな(薺)
• 由来: 汚れを「撫でて」出すという意味から。別名:ペンペン草。
• 効能: 解熱・利尿作用があり、むくみの解消や血圧を下げる効果が期待できます。
• ごぎょう(御形)
• 由来: 「仏の体」を意味する縁起物。別名:ハハコグサ。
• 効能: 咳や喉の炎症を抑える働きがあり、風邪の引き始めに良いとされています。
• はこべら(繁縷)
• 由来: 茎に葉が「はびこる(繁栄する)」様子から。
• 効能: ビタミンAやミネラルが豊富です。古くから腹痛の薬や、歯茎の健康を保つために使われてきました。
• ほとけのざ(仏の座)
• 由来: 葉の広がり方が「仏様の座る台座」に見えることから。
• 効能: 胃を整える健胃作用や、食欲増進の効果があります。
• すずな(鈴菜)
• 由来: 形が「神様を呼ぶ鈴」に似ていることから。正体は「カブ」です。
• 効能: 消化酵素のアミラーゼを含み、胃もたれや胸焼けを解消してくれます。
• すずしろ(蘿蔔)
• 由来: 「汚れなき白」という意味から。正体は「大根」です。
• 効能: 消化を助けるだけでなく、ビタミンCも豊富で風邪予防や美肌効果も期待できます。
🥣 七草粥の代表的な食べ方
1. 基本の「七草粥」
最も一般的で伝統的なのは、塩だけで味を整えたシンプルな白粥です。
• 作り方の流れ:
1. お米から(または炊いたご飯から)お粥を作る。
2. 七草を準備する。
• すずな(カブ)とすずしろ(大根):薄切りにして、お米と一緒に煮込む。
• あとの5つ(葉物):色鮮やかに仕上げるため、サッと下茹でして細かく刻み、食べる直前にお粥に混ぜるのがコツです。
3. 塩少々で味を整えて完成。
2. 美味しく食べるための「味付け」アレンジ
「白粥だと物足りない」「子供が食べてくれない」という方へ、人気の味付けパターンです。
• だしを効かせる: 昆布だしや白だしを加えると、旨味がアップして格段に食べやすくなります。
• トッピング: 焼いたお餅を入れる「入れ餅」はボリュームが出て人気です。また、梅干しや漬物を添えるのも定番です。
3. 七草を刻む時の「おまじない」
伝統的な食べ方には、実は「音」も重要です。
前日の夜や当日の朝、七草を刻む際にまな板を叩きながら歌を歌う「七草叩き」という風習があります。
七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地へ 渡らぬ先に ストトントン
このように、「トントン」とリズムよく刻むことで、厄払いをすると言われています。
記事のまとめ:七草粥で心身ともに健やかな一年を
いかがでしたか?
最後に、今回のポイントを振り返ってみましょう。
• 1月7日は「人日の節句」: 無病息災を願う伝統行事。
• 2つの理由: 「一年の健康を祈る」ことと、「正月の疲れた胃腸をいたわる」こと。
• 春の七草: 「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」。それぞれにデトックスや消化を助けるパワーが秘められています。
• 美味しく食べるコツ: 葉物は後入れで色鮮やかに。物足りない時は「だし」や「お餅」でアレンジ!
忙しい毎日ですが、1月7日の朝(または夜)に温かい七草粥を食べる時間は、自分の体と向き合う大切なひとときになります。
昔から続く知恵を美味しく取り入れて、今年一年を元気に笑顔で過ごしましょう!
アトリエワークスから一言
お正月休みが明けて、そろそろ疲れが出てくる頃ではないでしょうか?
頑張る自分の体をリセットしてくれるのが、この七草粥です。
今日は少しだけ立ち止まって、優しい味に癒やされる一日を過ごしましょう!

