60代になると、髪は誰でも自然と細く、ハリやコシが失われやすくなります。
「もう仕方ないのかな…」と思いがちですが、実は60代からでも髪のボリュームを維持するための“攻めの育毛”は十分に可能です。
大切なのは、年齢に合わせた正しいケアを知り、毎日の習慣に取り入れること。
本記事では、なぜ60代以降に髪が変化するのか、どんな育毛剤が向いているのか、そして自宅でできる効果的な予防方法まで、わかりやすく解説します。
「今からでもできること」を知り、未来の髪を守りましょう。
60代になると髪が変化する理由
年齢を重ねると、髪と頭皮には次のような変化が起こります。
毛母細胞の働きが弱くなる
髪を生み出す“工場”の動きがゆっくりになるため、髪が細く短くなりやすくなります。
女性ホルモン・男性ホルモンのバランス変化
どちらの性別でも、ホルモンバランスは髪の元気に深く関係します。
頭皮の乾燥が進む
皮脂量が減るため、頭皮は硬く乾燥しやすく、血流低下の原因に。
白髪が混ざり髪質が変わる
白髪は黒髪より太く見えますが、実は水分保持力が弱くパサつきやすいのが特徴。
これらが重なると、髪はボリュームを失い、分け目が目立つようになります。
60代から始めたい“攻めの育毛”のポイント
① 発毛・育毛成分を見極める
60代以降は、「なんとなく良さそう」ではなく、成分で選ぶ時代です。
代表的なおすすめ成分は以下:
ミノキシジル(発毛効果が科学的に認められている)
リデンシル / キャピキシル(頭皮環境を整え髪を太くするサポート)
アデノシン(血流促進、毛母細胞の活性)
特に“細くなってきた毛”を太く育てたい方には
アデノシン・リデンシル系が年齢肌にも優しく使いやすいです。
② 頭皮の血流を高めることが命
60代の育毛で一番重要なのは 血流。
これは薬や成分よりも、“効果を底上げする土台”になります。
1分でOKの頭皮マッサージ
ぬるめの湯船に浸かる
EMSヘッドスパ機器の活用
頭皮のコリを取るサロンケア
とくに後頭部・側頭部のコリをほぐすと、トップのボリュームが復活しやすくなります。
③ 頭皮を乾燥から守る「保湿」習慣
60代の薄毛悩みの約半分は“乾燥”が原因とも言われています。
冬場は特に注意。
頭皮用の化粧水を使う
ドライヤーの熱を近づけすぎない
加湿器を活用する
これだけでも、フケ・かゆみ・赤みといった炎症サインが軽減し、育毛剤の浸透効率もUPします。
④ バランスの悪い食生活は薄毛を加速させる
60代は「食べる量が減る」=栄養不足になりやすい時期。
特に不足しがちなのは、
タンパク質(髪の主成分)
鉄分(血流UP)
亜鉛(髪の材料)
ビタミンB群(代謝UP)
女性なら「女性ホルモンを支える大豆イソフラボン」
男性なら「血管の健康維持につながるDHA/EPA」
などもおすすめです。
⑤ ブローとスタイリングで“見た目のボリューム”も作れる
育毛は時間が必要ですが、今日から見た目を変える方法もあります。
根元を立ち上げるドライヤーの当て方
ボリュームを損なわないカット
適度なワックスやバームの使い方
パーマでふんわり感を補う
髪が細くなるとスタイリングは難しく感じますが、ポイントを押さえれば若々しさが一気に戻ります。
60代の育毛で“やってはいけないこと”
強い力で頭をこするシャンプー
冷たいシャワーで洗う
カラーを短いスパンで繰り返す
育毛剤をつけてすぐ乾かさず寝る
過度なダイエット・食事制限
これらは髪の土台である「頭皮」を痛めるので注意が必要です。
まとめ
60代以降の薄毛・ボリューム不足は、年齢のせいだけではありません。
頭皮の乾燥・血流低下・栄養不足・生活習慣など、さまざまな要因が積み重なることで起こります。
しかし、
✔ 成分を見極めた育毛剤選び
✔ 血流を高める習慣
✔ 頭皮の保湿ケア
✔ 栄養バランスの整った食事
✔ カットやスタイリングでの見た目のケア
これらを“今”見直すだけで、髪は十分に変わる可能性があります。
60代からの育毛は「もう遅い」ではなく、
正しいケアをすればしっかり効果が出る年代です。
アトリエワークスから一言
アトリエワークスでは、年齢による髪の変化を前向きに捉え、
「今の自分に合ったケア」を一緒に見つけるお手伝いをしています。
薄毛やボリューム不足は、原因も解決策も人それぞれ。
サロンでのケアはもちろん、毎日のホームケアや育毛剤選びも、あなたに合った方法をご提案します。
髪は何歳からでも変わります。
ぜひお気軽にご相談くださいね。
